UQ WiMAX 2+ ワイマッマス2.1について今日、UQコミュニケーションズから発表がありました。昨年大手町でのWiMAX2実証実験をしたりと技術面では整いつつあったものの、世界のキャリアがWiMAX2を採用しない見込みとなったことから、日本でもWiMAX2は様子見状態が続くことになりました。2.1というバージョンを打ち立てて、TD-LTE方式との互換性確保を目指していく方向になったことから、auのLTE戦略に沿った形で、WiMAXはLTEに取り込まれていくことになると私は感じました。
先日にはKDDIの田中孝司社長(UQコミュニケーションズ会長)がWiMAX2についての見直しについて言及していたことから、TD-LTEにほぼ決まりといったも良いでしょう。世界の流れとして、Intelも新しいWiMAXチップを出しませんし、WiMAX対応機器の新製品の発売もとても少なくなっています。一方でLTE関連機器は新製品の発表が相次いでおり、本命視されています。
世界レベルでパソコンやタブレットを販売しているLenovo、ヒューレットパッカードではWiMAX対応製品のラインナップをすでに絞りつつあります。
2012/10/31 UQコミュニケーションズのニュースリリース
次世代サービス「UQ WiMAX 2+(仮称)」の導入について
-WiMAX Release2.1規格の採用-
http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201210311.html