昨日の早朝になりますが、外もまだ暗い始発電車前の時間に築地市場へ行って、寿司大の旬魚おまかせセット+αを食べてきました。
夏休みということもあって、4時30分では一巡目に入れず・・・ 5時50分頃の2巡目での入店になりました。待っている間に、スポーツドリンクを1杯いただきました。そして、1時間以上待って、入店すると「おはようございます」、「長く待たせてごめんね」の声がかかり、着席しました。隣の人、そして板前さんとの距離がとても近いです。
そして、旬魚おまかせセットの最初に出てくるのが寿司大のお決まりになっている大トロの握り寿司です。
綺麗に脂が入った鮪で、立っていた足の痛さも吹っ飛ぶ美味しさです。
<大トロ>
ネタケースの中にはゴロゴロと鮪のトロの部分が入っていました。
<寿司大 ネタケース>
飲み物に関してはお酒(ビール)を頼みました。突き出しのタコです。
<付き出しのタコ>

続いては、白身のお魚の王様 平目です。岩塩で味付けられていて繊細なお魚の味をしっかり味わえました。
続いては、熱々の玉子です。ほろほろと柔らかいの出汁巻き玉子で奥地の中が暖かくなりました。
続いては、寿司大では欠かせないネタの金目鯛昆布〆です。絶妙な〆具合で美味しいと評判通りの美味しさでした。
続いては北海道産のミョウバンを不使用の塩水のみで取り扱われたウニの軍艦です。濃厚な甘みがたまりません。最後のお好きな一品で頼む人が多いネタの一つです。
網ではなく釣りで獲った鯵を使ったアジの握り寿司です。市場だから食べられるネタの一つだと思います。鮮度がぜんぜん違いました。
北寄貝です。やや実が赤紫色になっているので少し湯通ししてあるようです。加熱すると甘みが増すといわれている通り、ねっとりと甘みと旨味が強くなっていました。
続いては鮪の赤身の漬マグロの握りです。熟成されたマグロの旨味が楽しめました。
<漬鮪>
富山産の白海老の握り寿司です。少しだけ煮切りが塗ってあります。白海老の刺身や寿司ネタがとして食べられるのは産地の富山周辺だけでしたが、流通技術の発達で関東でも食べられるようになったものです。シラエビは小さな海老なので、握り寿司にするために殻剥き大変な仕事だっただろうと思います。
そんなことを考えながらも一口で頬張ると口の中には海老の甘みが広がりました。
江戸前、東京湾で上がった太刀魚の炙りの握り寿司です。このお魚も今が旬、とっても脂がのってました。太刀魚は皮の部分に脂があってうまいので多分皮付きを炙って出しているのだと思います。釣りの太刀魚の銀皮の造りも食べてみたいところです。
美しい切り口の巻物は、鉄火と明太きゅうりのハーフ&ハーフで1本分でした。これも寿司大の定番です。
<巻物(鉄火・明太きゅうり)>
この日の旬魚おまかせセットの10貫目は穴子でした。口の中ですっと解けてしまうほど柔らかく煮た穴子のお寿司、最後までいい仕事をしてくれています。
仕込んだお魚のアラから出汁をとったお味噌汁です。熱々で美味しかったです。
<味噌汁>
お好きな握りすし1貫サービスに選んだのはアワビです。アワビの身で影ができるほど大きめに切ってくれていました。
続いて赤貝です。質のいい貝です。
光物が好きで旬のお魚というと新子も食べておきたかったので注文してしまいました。江戸前のお寿司に欠かせないコハダの稚魚です。
寿司大の入り口近くのネタケースに帆立貝と並んで鎮座していたつぶ貝も注文しまた。
ボタンエビの握り、ぷりっとぶるっとした食感に甘みを伴う旨味がいいです。
クルマエビの旬は夏(初夏)ですが、8月もとても大きくて(・∀・)ネタ出してくれました。こぼれんばかりの立派なクルマエビでした。ちなみにこのエビは加熱したときの赤色が綺麗に出るものがよいとされていて、生よりも加熱したときのほうが甘みが出て美味しくなります。
ここまでが寿司大 築地市場 旬魚おまかせセット+αを食べてきましたレポートでした。
ここからは築地市場と寿司大についてちょっとご案内しておきます。
<築地市場正門とターレー>
■寿司大 お店データ
店名 寿司大 (すしだい) 住所 東京都中央区築地5-2-1 築地卸売市場6号館 アクセス 日比谷線築地駅1番または2番出口から中央卸市場方面へ徒歩10分 都営大江戸線築地市場駅A1出口から徒歩3分 TEL 03-3547-6797 予約 予約不可(連日長蛇の行列です) 定休日 日曜・祝日、休場日(市場がお休みの日) 営業時間 5:00~14:00 席数 カウンターのみ 12~14席程度 Webページ 寿司大
■寿司大のメニュー
・旬魚おまかせセット 3,900円
握り10貫、巻物1本、玉子焼、お椀、好きなネタ何でも1貫サービス
・にぎり寿司 2,500円
握り7貫、巻物1本、玉子焼、お椀
・単品注文、そのほか
1貫 300円から
■備考
行列の並びは店前に16人(4人×4列)その後は6号館脇で並んで待ちます。店の人が回ってきて連れの人数を確認してくれます。指示があるまで店前には並べません。場内は建物と建物の間の通路もお構いなしにターレー(荷役運搬車)が爆走していますのではみ出したり、ぼやっと立ち止まると大変危険です。
<寿司大・築地場内6号館横に行列>
また並んでも食べたくなる美味しさ、とても魅力的な大将、板前さんのお寿司屋さんです。朝5時からの営業時間にもかかわらず3時台から並んでしまう人がいるほど人を惹きつけてやまない、そして行列もやまない寿司大 (築地市場)です。似た店名のお寿司屋さんが近くにありますが別です。