アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社より発売の「戦艦大和 ダイキャストモデル」Vol.1のレビュー・レポートです。
毎号のマガジンに付属するパーツを組み立てると戦艦大和の、1/250スケール + 全長1,052mmの大型モデルが組み立てられるようになっています。
戦艦大和は世界最強、世界最大の戦艦で、太平洋戦争時に就航した日本海軍の全長263メートル、最大幅38.9m、満載時72,809tの排水量を誇る巨大艦です。
Webサイト:戦艦大和 ダイキャストモデル
URL:http://www.hcj.jp/yamato
マガジンには戦艦大和の各部名称、主砲、副砲など兵装についての説明があり、より理解を深めるのに役立ちます。
当時の海上航行の貴重な写真もあり、船首の波や排煙もしっかりと映っているものです。

第一号に相応しい戦艦大和の艦首の舳先の部分のパーツがついてきます。
戦艦大和の正面モデルと緒元の図でいうと黄色の○囲み部分です。今回の組み立てではその下の赤い球状船首(バルバス・バウ)の部分の接着も行います。ちなみに歴史の豆知識ですが、日本海軍で最初にバルバス・バウを採用したのは翔鶴型航空母艦で、大和型戦艦でも採用されたものです。
パーツ1つずつ、パッケージの区画に分かれて届くので、ダイキャストならではの金属の質感を手で感じ取りながらの組み立てでワクワクしますね。プラモデルとは違って本物感があります。甲板の表面の再現度も発見された設計図などに基づいているようでとても細かい部分まで作りこまれています。
戦艦のサイズだと1200ミリといわれている菊の御紋、1/250スケールなので4.8ミリにりますが、菊花の凹凸も精巧に作りこまれています。拡大写真からはかなり上質の加工精度ということが分かります。
マガジン一体型のボックスに、DVD、ダイキャストの組立パーツがついた創刊号は299円から、充実の内容からこれはお得な感じです。
組み立て方の解説もついたスタートアップDVDも付いてくるので、組み立てのイメージもしっかり湧いてきます。46cm三連装主砲の動作(旋回・俯仰)、左右4軸の推進器は専用のスマートフォン・アプリの操作で回転するほか、150cm探照灯の点灯も操作できるということでその様子も視聴できました。
戦艦大和 ダイキャストモデル完成後に飾るためのプレートや専用のディスプレイケースが定期購読特典になっていますので、コレクションのためには必ず申し込みしておきたいですね。
稼働するRCボートの動作にも定評のある京商RCモデル「KYOSHO」がついているので、電動ギミックにも期待ですね。
詳しい情報や第2号予定の発刊スケジュールについてはWebサイトをご覧ください。
Webサイト:戦艦大和 ダイキャストモデル
URL:http://www.hcj.jp/yamato
以上、戦艦大和 ダイキャストモデルのレビューでした。