3月決算の組織では、9月まで上半期が終わりましたね。今日は、仕事術 失敗にすべて反省すればよいわけではないを書きます。
大切なのは、成果をきちんと分析・判定することです。目標値に到達できたのか、到達できなかった原因はなんだったのか、その原因は外的なものか内的なものか、自分自身でコントロール可能なものだったのか、そういったことをきちんと分析して、もっと良くする方法はなかったのかを考えることが重要です。何となく、頑張ったから成功というのではいけないのです。
失敗のケースはなかなか公にもなりませんし、組織内での発表や情報共有は進まないのですが、このときに自分でコントロールできない失敗について責任を感じる必要はないのです、ただし、責任のある立場ならきちんと責任を感じ、自分で失敗を防ぐための一手を打たなければなりません。責任者が再発防止を口先だけでいうことは簡単ですが、意味を持ちません。あまりうるさく言うと、失敗の報告が上がってこなくなり、目標も低めに設定し問題なし、成功と報告してくるようになります。
失敗の場合には、反省すべき事柄が役割によって違います。そこを的確に反省させなければなりません。
仕事術 失敗にすべて反省すればよいわけではないでした。