未だにシェアの大きいブラウザのInternet Explorer(IE) バージョン8.0のサポートが2016年1月12日に完全に終了する計画であることがMicrosoftより明らかにされました。
2016年1月12日時点でサポートおよびセキュリティアップデートの対象になるのは、以下のOSとブラウザの組み合わせになります。
個人のPCであれば、利用しているOSとブラウザの組み合わせはメーカーから購入した当時のままか、好きなブラウザ・バージョンを利用すればよいのですが、企業のPCとなると会社内でWebシステムを運用していると開発ライフサイクルに合わせて、各PCのブラウザも更新ライフサイクルを考えなければならず頭が痛くなります。Webシステム更改作業にかかる開発と検証作業の大きさと各PCの更新作業が特に大変です。
計画を立てる際には、Windows 9とその搭載ブラウザ IE 12を見据えながらも、Windows 7とIE 11の組み合わせでなるべく長期間利用するのがセキュリティとコストのバランスを考えるとベターとなりそうです。なのでこれから更新するWebシステムやWebコンテンツはIE 11もチェック&動作テスト対象にした方がいいですね。
日本マイクロソフト
Internet Explorer 11 ダウンロード
セキュリティとプライバシーの機能が強化されていて、SmartScreen フィルターは、マルウェアなどの危険から PC を保護します。Internet Explorer では、ソーシャル エンジニアリング型マルウェアの99.9%をブロックします。そして、Do Not Track 機能が追加された Internet Explorer には、InPrivate ブラウズ オプションと、カスタマイズできる追跡防止機能があります。