五月晴れの日差しの下、アジサイの葉っぱの間から、つぼみが出てきました。そして、生まれたばかりのカマキリがいるのを発見!
茎や葉を小さな手足で歩き、大人と同じフォルムでカマを構えるポーズをとっていました。
昨日見つけた時には生まれたばかりのカマキリが何匹もいたのですが今日は1匹になっていました。小さいながらも移動しているのでそれぞれの縄張りに移動したのではないかと思います。
例年、カマキリは庭木の枝よりも網戸などに卵を産み付けてあったのですが、今年は見かけなかったのでどうしたのかと思っていました。きっと、昨年、カマキリの親は誰にも見つからない場所に産んだのかもしれません。
カマキリの卵全体のことを卵鞘もしくは卵嚢といい、スポンジ状の断熱材のような素材になっており、オオカマキリでは200個から300個の5mm程度の卵が入っていて、その中からカマキリが生まれます。カマキリには、その冬に降る積雪量よりも高い位置に産卵するとの伝承があり、予知・予言を行う虫として知られてきましたが、完全に予想することはできず今年のように歴史的な降雪量になると雪に埋もれてしまったかもしれません。