KTV-FSUSB2 (S/N K1108)を改造しましたのでその作業メモです。先に恵安 KTV-FSUSB2/V2 (USB接続 フルセグ&ワンセグチューナー)
の添付品の確認と標準のソフトでの動作確認をしておきます。
パッケージを開けてまずチェックするのは本体の裏面にある製造番号・シリアルナンバー(S/N)です。
最近購入しただけあって、S/N:K1108でした。製造ロットとしては2011年8月版のようです。
底面のゴム4つを再利用できるようにきっちりと外して、無くならないように付属CDのビニールに貼り付けておきます。
次にKTV-FSUSB2のネジにあったドライバでネジ山を潰さない様に慎重に開けます。ネジの種類としては精密ドライバを使いたくなりますがトルクが足りないので径の太いドライバを利用するとよいと思います。(ネット上では硬いと評判です。)
無事にKTV-FSUSB2の箱をあけることができました。
S/N K1108のケースの内側に張られていた日付は2011.7.20でした。
改造する基盤とロッドアンテナはネジを外すと2本の細い電線のみで接続されるようになるので、断線に気を付けて作業します。
基盤の大きさとチップのサイズを比較して見てください。かなり細かい作業になることが予想されますがここで尻込みしてしまっては駄目なので頑張ります。
フラッシュROMが書込み禁止になっているのでファームウェアの書換えをするためにチップの7番のカットかすぐ近くのチップ抵抗R19の取外しを行います。私は精密ドライバのマイナスの先で7番の足をカットしました。とても小さいので切れたかどうか目視確認が大変でした。最終的にはデジカメでマクロ撮影してチェックしてしまいました。

これにて、KTV-FSUSB2 (S/N K1108)のハードウェアの改造作業は折り返しです。
破損に気を付けてKTV-FSUSB2のケースに取り付けして、ネジも締めます。
ちなみに、ファームウェアの書換えができなかったときに備えてネジは緩めでゴム足は付けずにして組み立てておきました。ゴム足の有無でTvTestの受信レベルが2dBほど改善されたので、運用に入ったら取り付けたほうがよいでしょう。(受信環境に合わせて対応します。)
次はファームウェアの書換え手順を書いておこうと思います。