韓国で本日3月20日主要放送局や大手銀行のサーバーがハッカー攻撃を受けたことが報じられました。システム障害が複数の組織でほぼ同時刻に発生していることから、サイバー攻撃とシステムに共通する部分でかつタイマーや定刻での処理に起因すると推測できますが、今回と同様なシステム障害は韓国以外での発生は報告されていないため、Windows、LinuxなどOSによるものではなく韓国に恨みを持つ攻撃者が悪意を持って攻撃を発動させたとみるべきです。
攻撃を受けたと報じられたのはYTN、MBC、KBSの3放送局と新韓銀行および農業銀行のサーバーです。
アメリカ、日本でも攻撃を受けたことが過去に報じられており、様々な対策が行われているようです。攻撃者は従来よりターゲットを絞り込んでかつ攻撃の被害を最大化するように攻撃内容を変えてきています。
攻撃には専用の攻撃プログラム以外にコンピューターウイルス、スパイウェアを利用していると考えられます。
