仮想環境やパソコンのセットアップで繰り返しインストールする作業を省力化するためのツールとして「Windows 8 ADK」がありますのでその情報を自分用にメモしておきます。
Windows 8 ADK (OEM Partner Center) より引用
マイクロソフト Windows アセスメント & デプロイメント キット (Windows ADK) は、Windows 8 と Windows Server 2012 オペレーティング システムをカスタマイズし、新しいコンピューターとサーバーに展開するために使用できるツールです。プレインストール用のWindows 8 のプレインストール プロダクト キーとsysprep generalize の実行時よって、新たに作成したWindows8環境においてWindows 8 を最初に起動したエンド ユーザーに Certificate Of Authenticity (COA) ラベルから一意のプロダクト キーを入力させるようにすることができます。。
Windows プレインストール環境 (Windows PE)
Windows PE は、コンピューターに Windows をインストールしてサービスを提供できるよう準備することを目的とする最小のオペレーティング システムです。
展開ツール
展開ツールで、Windows イメージのカスタマイズ、管理、および展開を行うことができます。それらを使用すると、Windows の展開を自動化できるため、Windows セットアップ中のユーザーとの対話が不要になります。展開ツールの内容は次のとおりです。
・展開イメージのサービスと管理 (DISM) ツール
・Windows システム イメージ マネージャー (SIM)
・OSCDIMG、BCDBoot、DISMAPI、WIMGAPI、およびその他のツールとインターフェイス
Windows パフォーマンス ツールキット (WPT)
WPT は、Windows イベント トレーシングを使用することでシステム イベントを記録し、グラフィカル ユーザー インターフェイスでパフォーマンス データを分析します。WPT は次のとおりです。
・Windows パフォーマンス レコーダー
・Windows パフォーマンス アナライザー
・Xperf
Windows 評価ツールキット
Windows 評価ツールキットには、1 台のコンピューター上で検出と評価を行うためのツールが含まれています。"評価" とは、ユーザーの活動を模倣し、コンピューターの状態を調べる作業のことです。評価を行うことで、システムのさまざまな面の評価基準を得て、改善するための推奨事項を提案することができます。Windows 評価ツールキットの内容は、次のとおりです。
・Windows アセスメント コンソール
・アセスメント
Windows アセスメント サービス
Windows アセスメント サービスには、ラボ環境内の各種設定、コンピューター、イメージ、およびアセスメントをリモートに管理するためのアプリケーションが含まれています。このアプリケーションは、Windows アセスメント サービスを実行しているサーバーにアクセスできるのであれば、どのコンピューター上においても実行することができます。